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『詩ふたつ』

2010.07.05
詩ふたつ詩ふたつ
(2010/05/20)
長田 弘

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これも同僚のすすめで読んでみました。
詩があんがいニガテな私ですが、文章がすぅ~っと入ってきて、抵抗なく読めました。
タイトルどおり、詩が2篇入っている本です。


1ページおきにクリムトの絵が挿入されています。


クリムトといえば、我が家にも結婚のお祝いに主人の会社の方々からいただいた“接吻”という絵があるのですが、その絵が、というか、クリムトが愛した女性の絵が有名ですね。
でも、この本に掲載された絵はすべて、風景画です。
それも、花や木々や森といったものを点描画で表現しています。


キャンバス一面にびっしりと打たれた色とりどりの点が、むせ返るような花々となり、木々の葉っぱとなり、生命の息吹を感じます。


でも、詩の方は、“死”“人生の終わり”を意味する内容。
それでいて、決して否定的・悲観的なものとして捉えていないのです。
愛する人たちが自分より先に死んでしまったとしても、手の届かないところに行ってしまったのではなくて、すぐそこ、いえ、自分の心とともにいるということを謳いあげています。
また沈黙は、さみしさの中の沈黙ではなくて、そこにあるべきもの、意味のあるもの、存在感のある沈黙なのだと。



だからこそ、クリムトの生命にあふれた絵が活きてくるのですね。
初めて見るクリムトの珍しい風景画。
女性の絵はどこか儚げで、死のにおいさえ感じるけれど、風景画のほうは静かな中に賑やかさを感じる絵のように思いました。
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テーマ :
ジャンル : 小説・文学

懺悔

2010.07.01
罪を犯しました。

私はいい年です。体もそれなりにあちこちとガタがきてます。
肩こりに悩まされ、運動不足もあって、体力も落ちてきました。
視力がいいせいか、老眼も早いです。目がすぐに疲れてしまって、PCはもちろんのこと、読書やビデオ・TVの類も長時間は無理になってきました。
本当にトホホ・・・です。


でも!!
気だけは若いからついつい無理してしまう。
そしてついつい見栄をはってしまう。


ずいぶん前から子供たちに私の年齢をごまかしてきました。
それこそ幼稚園時代くらいからです。
何かというと、
「お母さんの年は28歳よ」
という、大人気ないことを言ってました。
ほんのお遊び・・・


でも心の底には、「若いお母さんでありたい」
「お友達のお母さんたちと比べて年上でごめんね」
という気持ちもあったかもしれません。
それにまだ幼すぎてよくわかってない、というのもありました。



おかげで毎年、私の年齢は“28歳”でした。
それでも男の子だからでしょうか、もしくはまめたちが単にオバカだからでしょうか。
何の疑問も持っていませんでした。


しかし、まめおは大きくなるにつれてそんな年齢詐称を自然と見抜き、
あえて言わなくても私の本当の年齢を普通に知っていました。
それまでの詐称を責めるいうこともなく・・・。


ただ、まめぞうは違っていました!
小学校低学年の頃から、さすがのまめぞうも知恵がついてきたらしく、
年齢と言うものは、毎年更新するものだということに遅ればせながら気づいたようで、
あるときから28歳に1歳足し始め、それから30歳、31歳と毎年更新を忘れなくなりました。


今年も「お母さんは今年33歳だね」とすてきな笑顔で言うので、多少の罪悪感はあるものの
「そうだよん♪」
と応える私に、横からちゃちゃを入れてくる奴らがいました。

主人とまめおです。


「おまえはバカか!?こんな年食ったのより同級生のお母さんの方が年上なんて言ったら怒られるぞ!」
とけなし、あげくに
「だったらじいちゃんに聞いてみろ!お母さんの年を!!」
とまで言う始末。


去年もやはりそんなことを言っては、まめぞうに“目を覚ませ!よく考えろ!”
という風に助言してきた主人たち。
「うそだもん。おかあさん、若いのにね~」というまめぞうに、横目でニヤニヤしてる私の図・・・だったのが。


さすがの、さすがのまめぞうも・・・主人のあまりの言及もあり、また、まめおの年齢を差し引くということも気づいたらしく、

「お母さん・・・って、まさか16歳くらいで結婚したわけじゃないよね?」
とついに言ってきました。


そうきたか!!


とうとうこの時が来てしまった。もうさすがにウソがつけない。



「まめぞうくん。ついに君に秘密を明かすときがきてしまったようだね。
実はね・・・・お母さんの本当の年齢は・・・・○歳なんだよ。」

と・・・・告白。


「え?・・・・・本当?」


「うん、本当」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



じわあ~~・・・っと、まめぞうの眼が涙目に。


このときほど罪悪感を持ったことはありませんでした。

「ごめんね・・・。」と神妙に謝りました。



「だって、もうクラスじゅうが知ってるのに。おかあさんの年齢。33歳って。
○○さんなんか、絶対家でお母さんに言ってる!」


「だ・・・大丈夫って!誰も信じちゃいないって!」
と苦し紛れの慰めに終始。


あちゃ~~。
あの涙には参りました。


職場ではずっとこの問題が「まめぞうくん、かわいい~~。」とか
「まだ本当のこと、話してないの?」とか
よく話題になってましたが。
それに、なんだかんだ言っても主人は、私の本当の年齢を明かすことはなかったので、
この単純まめぞうのことを楽しんでいたのだと思います。


しかし、1人の同僚がご家族にこのことを話したら、ご主人が
「かわいそうなこと、するよな~。いかんよ。子どもにそんなことをしたら。
お母さんのことは絶対!の子どもに対して・・・」
と言われたそうで、確かに、確かに、いけないことしてしまいました。


すごく反省している私です。


ま、当の本人は、あれから何事もなかったように過ごしてはいますが。
でもちょっとばかり信用度が落ちたかもね~・・・。


いたいけな子どもに、たとえかわいいウソでも度を越さないようにしましょうね。
(自戒を込めて・・・)

テーマ : 男の子育児
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