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『西の魔女が死んだ』

2008.05.15
西の魔女が死んだ西の魔女が死んだ
(1996/03)
梨木 香歩

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読んだのはけっこう前だったので、意外と細かいことを忘れているものだな・・・と思い、再び読み直してみました。やはりいい本は何度読んでもいいです。

この本がついに映画になったんですね。
映画『西の魔女が死んだ』は6月21日に公開です。

この公式サイトを見て、ますますその暖かい世界に引き込まれました。
はあ~・・・ロケ地として選んだという清里の風景と、本を読んでいてもすう~っと頭の中に広がるおばあちゃん=西の魔女の家がとても素敵です。
この家、来年お正月まで公開されるらしいです。近くなら絶対行くのに・・・。


学校でいじめにあい、不登校となったまい。
生まれつき持っている喘息もひどくなってしまった。
学校は苦痛を与える場でしかない、と言わしめる今の学校や子どもたちの現状。
そして・・・ママからも、直接ではないにしろ、「扱いにくい子」と呼ばれる自分。

「ママはもうわたしに誇りが持てなくなったのだ。」
それでも、学校に行くことと比べたら我慢できるというまい。
なんて悲しい・・・。


「私はいつでもまいのような子が生まれてきてくれたことを感謝していましたから。」

でもそんなまいを、おばあちゃんは最初の一言でふわっと解放してあげれる大きさ・あったかさをもっているんですね。さすが魔女だな。

おばあちゃんの家で当分暮らすことになったまいには、おばあちゃんの暮らしぶりがとても新鮮なものばかり。そうして、もしかしたら自分にも流れているかもしれない“魔女の血”を確かなものにするため、魔女修行を始めることにしたんです。

それは、早寝早起きして、三食きちんと食べて、よく運動し規則正しい生活を送ること。

精神の鍛錬をこれから始めるのです。

おばあちゃんの庭にたくさん育っているハーブを暮らしに使ったり、飼っているにわとりの卵を朝一番にとって来る、野いちごをつんで手作りのジャムをこしらえる・・・。
自然にならった健康な生活を送るうちに、次第に心も強く、成長していくまい。

最後は切ないけどあたたかい、おばあちゃんとの約束を確かに受け取るんです。
それがまた・・・とてもいいんですよね。
ネタバレになっちゃうといけないので、まだ原作を読んでいない方はぜひ、読んでみてください。
すでに読まれた方は、映画もすごく楽しみですよね。

主題歌をあの手嶌葵ちゃんが歌ってて、サイトでも流れていますが、やはり上手いし澄んだ声が綺麗です。BGMも素敵。

おばあちゃんの暮らしぶり、読んでいてなんかマネしたくなるものもありましたっけ。^^
庭に一面に咲いているラベンダーの花の上に、洗ったシーツを広げて干すんです。そうすると、ラベンダーの香りが移って、寝る時のことを考えただけでうらやましい!

台所のドアを開けると、タイル張りの土間の狭いスペースがサンルームになっているし、裏庭にはたくさんのハーブが植えてあります。
でも、やはり自然を相手に長年暮らしてきたおばあちゃんだからこそ、薬草などの知識を熟知している魔女だからこそできるオーガニックな暮らしなんでしょうね。
あこがれるだけでは簡単にできるものではないけど・・・・それでも、きっと映画を見たらやはりやってみたくなるんだろうなあ・・・。

サイトにあるブログでも、シナリオをアップしてあるのだけど、ついつい映画チケットとシナリオ・エッセイ・インタビュー記事が載った本をセットにして販売されているものを注文しちゃった。^^;
あ~・・・また寂しく一人で映画、行くんだろうなあ・・・。
でも、こういう自分ひとりで映画(原作)の世界に浸るのなら、やはり一人で行ったほうが気楽だよね。

公開までちょっと待ち遠しいな。
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テーマ : 児童書
ジャンル : 本・雑誌

まめお君の航空力学講座

2008.05.11
GW中、唯一家族で行楽らしいことしたのは、またまた阿蘇・久住方面へのドライブ。^^;
だってほとんど私は仕事が入っていたし、4日と5日に完全お休みをもらったけど、5日はあまりお天気がよくなかったしね。
4日にドライブ決行。この日は暑かった~。
いつも涼しい阿蘇や久住でも日差しがきつかったくらい。

阿蘇から久住へのドライブコース(やまなみハイウェイという)は、走っているととても気持ちがいい。
まわりは見渡す限りの草原と、遠くには阿蘇五岳に久住連山。
窓を開けて、風を入れながら走ると爽快!

後ろの席のまめおが、窓から手を出して風を切っている。
いつもなら、「手や顔は絶対に出さないで!!」と叱り飛ばしているところだけど、このコースだけは左側の窓でもあったし、な~んにもまわりにないし、歩く人も自転車も当然皆無。
好きにさせていた。

すると、
「ねえ、お母さん。お母さんも手を窓から出してごらん。」とまめおが言ってきた。

「いいよ。別に。」とそっけなく返事すると、

「あのね・・・手をこんな風に傾けると、飛行機とおんなじでふわっと上がっていくんだよ。」とまめお。

何を言ってるのかさっぱりだったけど、よくよく聞いていると飛行機が飛ぶ原理のようなことを言っているらしい。
手をまっすぐにして、手のひらを下にして窓から伸ばして風を受ける。
そして、手のひらを前に向かって45度上げると・・・・ふわあ~っと少し上昇しようとするのだ!

「これってね、飛行機の翼と同じなんだよ。飛ぶときに、両翼を上げるでしょ?すると、風を受けてふわっと飛ぶの。」と、力説していた。

騙されたと思って一応やってみた。

ホントだあ!!@@
ふわあっと、上にあがろうとする~。
おもしろ~い!!

子どもに教えられ、おもしろくて何度もやってみる。(^_^;)
へへへ・・・

「いやあん・・・なんでこういうこと、知ってるの~?」
と、完全理系のまめおだということを改めて知る。
だって中学生になってすぐ実力テストなるものがあったが、う~ん・・・(T_T)、悲しくもあまり公表できないような成績にまめおの行く末を案じた私だったが、そんな悲惨な成績の中で理科だけは異様に成績がよかった。

完全文系の私にとっては、そんなしょーもないこともすごい!と思ってしまう。
同じく後ろの席で「酔った~」とか言ってゴロンと横になったり、気のない感じで座っていたまめぞうも完全文系の男だ。
これらの会話を聞いていたかもよくわからない。
こんな楽しい遊びにも乗ってこないし・・・。そういう会話も興味さえも持たないのか!
つまんない奴・・・。(^_^;)

あ~・・・まめお君、他の教科をせめて人並みに頑張って、得意分野を活かせる状態までガンバってちょ~~~。(^_^;)

テーマ : 男の子育児
ジャンル : 育児

絵本『うさぎ小学校』  『うさぎ小学校のえんそく』

2008.05.06
うさぎ小学校

うさぎ小学校うさぎ小学校
(2007/07)
アルベルト・ジクストゥス

商品詳細を見る

うさぎの小学校は森の中。
石版、石筆をもってハンスとグレートヒェンは今日から学校へいきます。
ランドセルをゆらしながら、野原を元気に歩いていくのです。
丸いめがねと白いおひげの校長先生がやってきました。

朝のお祈りをしたり、植物の勉強・動物の勉強・イースターたまごを作る時間・音楽や猟師と犬から逃げる練習をする体育の時間・キャベツに水をあげたり雑草を抜いたりする時間など、いっぱい学んだり遊んだりします。

一日の授業が終わると、校長先生が最後にいいました。
「まっすぐうちに帰りなさい。おしゃべりしないで、さっさとな。何があってもくらいしげみに近寄ってはいかん!もしきつねにつかまったら一巻の終わりだ!」

帰り道・・・・しげみのなかから声が・・・?
そこにいるのは、だーれ?
「かわいい、かわいいうさぎちゃーん おじさん病気でうごけないから おいしいはっぱをもってきておくれよ」
よーくしげみを見ると、きゃー!!きつねがかくれてた!
ぎらぎら目が光ってる!
子うさぎたちは、いちもくさんに逃げ出しました!

ハンスとグレートヒェンは無事にいえに帰りつき、テーブルにつくなり
「いただきまーす!」とキャベツやクレソンをぱくぱく頬張ります。
ふたりともおながかペコペコなのでした。
いっぱい勉強していっぱい遊んで、楽しい一日だったのですね。

うさぎ小学校のえんそくうさぎ小学校のえんそく
(2007/10)
アルベルト・ジクストゥス

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うさぎ小学校のえんそくは、終業式のつぎの日、夏休みの1日目です。
子うさぎたちは通知表を手に家まで急いで帰ります。
グレートヒェンはうれしそう。ハンスはしょんぼり・・・とぼとぼと家に帰ります。
ハンスの通知表をみたおとうさんは
「ひどい成績だ!明日はうちでるすばんするか?」
「いやだよ、えんそくいきたいよぅ!つぎはもっと頑張るから!」
ハンスはくつみがきをしてえんそくに行けることになりました。

家族みんなで行くえんそく。おいしいキャベツたっぷりのサンドイッチ、たまごにバターつきパンにみどりの野菜がリュックに詰められました。
めざましかけて早寝します。

「大変だ!!みんなおきろ!目覚ましが遅れてる!」
おとうさんの叫び声に飛び起きたハンスとグレートヒェン、家族4人いえを飛び出しました。
森の入り口にあつまったみんなが、ハンス一家の到着を待っていました。
さあ、みんな2列になって元気に歩きます。
先生は列の前と後ろを行ったり来たり。「列をはなれる子はいないかな。」

見晴台につき、汗をふきふき見下ろすと、大きな森と緑の草原がどこまでも広がるいい眺め。
森をどんどん歩いていくと、あなぐまさんの小屋に着き、ここでお弁当の時間です。
たくさん食べて元気をつけます。あとはおもいっきり遊ぶだけ。

日が沈む頃そろそろ帰る時間。
星がまたたく空の下、みんなちょうちんをもって家路を急ぎます。
きつねがこないよう、先生は先頭にたって歩きました。
家に帰りついたハンスとグレートヒェン、やさしい月明かりのもと、もうぐっすりと眠っています。
そして、今度は夢の中で一晩中、えんそくが続くのでした。

                      

ドイツの古典絵本のこのおはなしは、今でもドイツで愛されているそうで、かわいいグッズもたくさん売られているそうです。
とっても素朴でのびのびとしたうさぎたちの学校は、うらやましいくらいに楽しそう。
森の中っていうのがまたいいですね。

いつだったか、TVの「うるるん滞在記」でドイツの森の幼稚園というのを紹介していましたが、自然の中で育った子どもたちはとても元気で素直に思えます。
このおはなしの学校も、とても理想的な学校に思えちゃいます。でも一昔前だったらなんかふつうにありそうな感じがしたのではないかしら。

絵がクラシカルだけど、とても綺麗でかわいいのです。
右のページはカラフルな綺麗な絵。そして、左は影絵で、現実の動物の世界を描いてあります。

表紙のタイトル文字も、写真ではわかりにくいけど、飾り文字になっていて、端々にくるんと“つる”がちょこっと出ているところも、妙にくすぐられます。

さて、5月病が出そうなこのGW明けの学校ですが、こんなうさぎ小学校のようなところなら、初日の朝は早くいきた~い!って、家を飛び出していくんじゃないかな?^^

テーマ : 絵本
ジャンル : 本・雑誌

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