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絵本『かわんたろ』

2007.10.16
かわんたろ かわんたろ
西小路 修一 (2007/07/25)
新風舎
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久々の絵本紹介です。
ちょっとひと昔前の、とある田舎での夏の昼下がり。
少年は聞いた。
じいちゃんの言葉・・・。

「きょうあたりはおるかもなあ。かわんたろ。」

かわんたろって??

少年は川へ走った。
夏の暑い日には、川の中にあるあの大きい石の上に、かわんたろがねそべっているって・・・。
ともだちに声かけて、いっしょに見に行った。

ところが、少年は足を滑らせて、川へと落ちてしまった!
けっこう深い川に流されていく少年。

ともだちは、あわてて村人たちに助けを求めに駆け出した!

たいへんだ!
たいへんだ!
たいへんだ!

途中で雨が降り出してきた。
村の男衆で、捜索隊が組まれた。
雨のせいで、川の流れはいっそう速さを増している。

と・・・あの大きい石の上に、少年がぐったりと横たわっているではないか!
そこへ、雨も急に止み、どうにか気を失っているだけの少年を、みんなで助け出した。
気がついた少年は、怖くなったのか泣き出したが、よかった、よかった・・・助かったのだ。

「ぽちゃん!」

・・・・??
あれ?何の音??

みんなが去っていったあとには、かわんたろがそっと顔を出していた。

「今度はいっしょに、あそぼ。」

墨汁(?)の濃淡で、描かれているこの絵本は、文章は最小限度におさえてあります。
でもデッサン力が非常に優れているので、臨場感があって、物語そのものが見えてくるんです。

作者は地元・熊本出身。
描かれている風景が、どこか懐かしいのは同じ空気を吸ったものだからなのでしょうか・・・。
少し「トトロ」の時代のにおいもするので、おそらく雰囲気だけでもわかると思いますが。

作者の説明を読むと、山から拾ってきた木の枝を削ってペン代わりにしたり、割り箸をつかってラインを引いたりされているそうです。
こだわりを感じますね。
この絵本のような、懐かしい日本の風景を描くのがお上手のようです。
もっといろんな作品を見てみたいです。

この作品は、初の絵本で、えほんコンテストで金賞をとったものだそうです。^^

更新が滞ってまして、かなり心苦しい中、やっと記事がかけました。
お友達のところへも、ボチボチ出かけますので・・・。
ごめんなさい。
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テーマ : 絵本
ジャンル : 本・雑誌

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