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かぼちゃが出てくる絵本

2006.10.31
かぼちゃひこうせんぷっくらこ かぼちゃひこうせんぷっくらこ
レンナート・ヘルシング (2000)
アリス館
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今日は『ハロウィーン』。
でもイマイチ、私の中でなじめていない風習なので特別イベントとかを我が家でやるわけでなく、でもブログででも関連したものを。
で、絵本の紹介です。
これはハロウィーンの話では全くないのですが、かぼちゃが出てくる想像力豊かな楽しい絵本です。
絵本『かぼちゃひこうせん ぷっくらこ』


「おおくまくん」と「こぐまくん」がごちそうのはちみつを食べていると、中に何か種のようなものが入っていたので、雨が降っているのにもかかわらず2ひきは庭に種をうえました。

1週間がすぎるとまめのような出てきて、2週間たつときゅうりみたいに大きくなり、3週間目になると実が犬小屋ほどに大きくなり、4週間目にはいると家ほどになりました。
「それは”ばけかぼちゃ”だよ。」とじいさんぎつねに教えてもらった2匹は、家の屋根にのしかかってきたかぼちゃが中身が空っぽということを知り、これを家にすることにしました。

窓を作って、家具やはちみつを一つ残らずかぼちゃに移し変え、ひっこし完了。
かぼちゃはその間もどんどんふくれあがり、嵐がくると吹き飛ばされ、海の上にいつのまにか浮かんでいました。
そこでは釣りだってできます。

かぼちゃの家は波に流され、陸に近づき、そうして季節は過ぎ冬になりました。
雪がふって寒さも厳しくなると
「このままいくと、ぼくら、しろくまになるぞ。」とこぐまくん。
「雪もまたたのし、火をたけば・・・」と、火をおこし暖炉に薪をくべる2匹。
あったまったかぼちゃは、ぷっくらこと飛行船となって上へ、上へとのぼりはじめ・・・。

「おう。今度はそらくまだな。」とおおくまくん。
「そんなくま、どこにもいないよ。」とこぐまくん。
「絵本の中にいるじゃないか。」
「ぼくたち、空を飛んでると思ったから、ぼくたち、本当にいるんだね。」
「思うこと また楽し・・・!」とおおくまくん。

こんなくまにこんなかぼちゃ、いないよね・・・と思ったりせずに、もしかしたらいるかもね、と考えた方が人生数倍楽しいですね。

何が起きるかわからない、不思議なハロウィーンに不思議なくまとかぼちゃのお話で、少し神秘的なでも楽しい気分になってみましょう。

昨日まめおがぼそっと、
「あ~あ、アメリカはいいなあ・・・。ハロウィーンなんてお菓子がもらえるイベントがあってさ!」
とつぶやいておりました。
全く子どもって奴は・・・。
やはり宗教とかにこだわらず、クリスマスみたいにちょっとした催しをやってあげた方がいいのかなあ、なんて思いました。
ま、来年まで覚えてれば何か考えておこうっと。
かぼちゃがビヨヨ~ン♪

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テーマ : 絵本
ジャンル : 本・雑誌

チーズケーキ

2006.10.30
『ポン・デ・ケージョ』 『杏仁豆腐』に続いて、またまた生協カタログで購入したのが『国内麦 北海道チーズケーキミックス』でございます。

中に入っているチーズと小麦粉が北海道産という安心な原材料の簡単手作りお菓子の素!
ついでに紙製の焼き型まで入っている親切さで、オーブンとミルク・バター・卵さえあればささっと混ぜて焼くだけという、誰にでもおいしいチーズケーキが作ることができる優れものです。

おまけに、焼いたケーキの表面につやだしのためにぬるアプリコット・ナパージュなどというジャムみたいなものもついていました。
30分で焼け、荒熱を取って冷蔵庫へ。
これまた食べず嫌いのまめぞうを除いて(^_^;)、家族には好評でした。
パスタに粉チーズをガンガンかけまくる奴なのに、固形のチーズを食べないまめぞう。
チーズケーキだって原型なんか残ってないのに、なぜか『チーズ』と名がつくだけでそれがケーキだろうがなんだろうが、ダメらしいです。
粉チーズは食べるくせに~!
おかしいでしょうが~!<(`^´)>まったくぅ~。
あ・・・!
そういえば『ポン・デ・ケージョ』もチーズが入ってるのに、名前がポルトガル語?だから?・・・意味がよくわからず、「おいしい!」といってバクバク食べていたっけ。
本当にわからん奴だ!

テーマ : 手作りお菓子
ジャンル : グルメ

リセット

2006.10.26
気がつけばブログをFC2にしてから1年が過ぎていました。
気分も一新しようとテンプレートを変えてみました。
思えば1年前、とりあえず使用した前のテンプレート、あまりにかわいすぎるのですぐ変えるつもりでした。
でも文字色のやさしくて読みやすい感じと、「慣れ」で結局ず~っとそのままにしていたらなんだか愛着がわいちゃって、変えるに変えれませんでした。

でもちょうどいい機会を逃すまいと、思い切って変えてみました。

昨日まめおが突然、
「あ~、俺さあ、人生やり直しが効くならやりなおしてえ~・・・。」
などとほざくではありませんか!

人生といったって、たかだか10年ですよ~。
まだこれからどんなことが待ち受けているかもわからないし、これまでの過去ったって、そんなたいしたことはないでしょう?
全く!何を言ってんだか!!

たぶんね、まめおが『一番気になって仕方ないこと』が何かはわかってるんです。
かれこれ2年くらい前でしょうか。
私が所属するサークル(今ちょっと休止中)のメンバーと会議後、昼食を取りにラーメン屋さんへと出かけました。
そのときはどういうわけだったか覚えてないけど、まめおとまめぞうを同伴していたのです。

そのラーメン屋さんでラーメンが来るのを待っていると、座席と座席の間のついたてから、まめおとまめぞうが他のお客さんをのぞいていました。
小さい子って思ったことを何も考えず口に出しちゃうもんですよね。

ついまめおがぼそっと、
「あ・・・あっちにカップルがいるよ。」
と私に話しかけてきたのが運のつき。
それを聞いたまめぞうが、
「あ~、カップル!!」(でか!)
と大きな声を発したものだからたまらない。

私は「こら!そんな大きな声で!!静かにしてなさい。」と注意しただけですが、もうその頃にはちょっとは『はずかしい』という感情がはっきりし始めたまめおがたまりかねて腹を立てました。

「もう!おまえはなんでそんな大きな声でいうとや!!恥ずかしい!あの人たちだって恥ずかしいだろうが!!」

その怒りはその後もずっとおさまらず、そしてまめおの記憶にずっとこびりつき、忘れられない一件となったのでありました。

それ以来何かというとその記憶が呼び覚まされるようで、
「あ~・・・また俺、頭くること思い出した!」
といってはこの話を蒸し返されるのです。
まめぞうにとっては、もうそんな過ぎたことをくどくど言われるのもあまりにかわいそうな話で。

「いまさらどうしようもない過ぎてしまったことを、あまりくどく言ってたら先になかなか進めないよ。いい加減で忘れてあげないとかわいそうじゃない。こんなこと、『ああ、こんなこともあったなあ』っていう笑い話くらいに考えられないの?」
と私が言ってもなかなか忘れることができないようです。└(^_^;)┘

そういうんなら、私こそ人生をリセット、もしくは初期化したいわ。
いっぱいそう思えることが、まめおよりいっぱい生きてきた人生の中でたまりにたまってるんだから!

でもこのブログはリセットではなく、あくまでも更新。
人生も前向きに更新していかなきゃと、『あたまをつかったちいさなおばあさん』を見習わなければね。


先週地元のデパートでの北欧の物産フェアで購入した地元ケーキ屋さんによる色とりどりのマカロン♪
チョコレート味・木いちご味・カシス味・抹茶味(!)を買ってきました。
おやつにデリ~シャス!
何を間違ったか、お砂糖抜きのカフェ・オ・レくらいにしておけばよかったのに、ココアがあと少しでなくなりそうだったので、ココアを入れていっしょに飲んだら、甘~~いの~~~。(T_T)
全部飲めなかった・・・。

テーマ : つぶやき
ジャンル : ブログ

『春』・・・青春の苦き思ひ出

2006.10.23
ベートーヴェン:VN協奏曲&春 ベートーヴェン:VN協奏曲&春
ヨーゼフ・シゲティ、ブルーノ・ワルター 他 (1993/03/21)
ソニーミュージックエンタテインメント
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今日のドラマ『のだめカンタービレ』で、ベートーベンの”春”が流れていましたね。
軽やかで流れるような美しい曲です。
心が洗われるような・・・。はあ~~~・・・。

と!曲だけ聴いてると、とてもゆったりと落ち着いた気分になるんですが、さてこの題名を聞いて一番に思い出すのは、かれこれウン十年前の15の春・・・あ、いえ、春ではなかったと思いますが、中学3年生の音楽の試験なのですぅ~。(T_T)

音楽の試験問題に、次のような問いがありました。

Q:ベートーベンが作曲した曲名を3つ答えなさい。

確か・・・うろおぼえですが・・・
田園(私のHPの名前の由来・・・というわけではありません。あしからず。)
運命・・・そして、
、と・・・。

もっとたくさんあるはずなのに、やはり試験。緊張してとっさにでてきたのがこれらだったのですが。

そして答案用紙が返されて、見てみるとこの3つ目の『春』に×印がつけてあったのです!
それまでも他の教科の先生で、うっかりまるつけを間違っていることもけっこうありましたので、これもそうかな?と思い、友人に相談した結果、音楽の先生に訂正を求めに行くことにしました。

その音楽の先生、女性だったのですが、私の答案用紙の指摘箇所を見るなり
「あら、だって『春』はビバルディでしょ!?」
と、いっさい受け付けません!アナタは間違っているんだから!!という威圧感でつっぱねられてしまいました。

なんかですねえ・・・聞く耳を持たぬ姿勢にちょっとキレたんでしょうね、私。
カチンときて、
「わかりました。家に『春』のレコードがありますので、明日持ってまいります。」
とすてぜりふを吐いて(いや、そんなたいそうなもんじゃないだろ)その場を離れました。

私の上の姉がすごくクラシックが好きで、以前○趣会のクラシックシングルレコード領布会に入ってて(うわあ・・・時代が偲ばれる~)、その中にベートーベンの『春』もあったんです。
だから、これだったら文句はないだろうと、勇んで先生のところに持っていきました。
そうしたら、見るなり黙ってただ答案用紙に○だけつけて、何もいうことがないまま突き返されました。
完全に向こうもカチンと来たようで、顔の表情にありありと出ていました。

なんだかこちらもそのまま、怒り再燃で、おまけにショックで、あ~あ・・・間違ってないのにぃ~・・・とかなり落ち込みました。

そしてそれが、仕返し?と思われるようなことに影響がでたんです。いえ、そう言われたわけでも証拠があるわけでも全くなく、私の思い込みではあるんですが。

その後、その先生は3年生の女子の何人かを選抜してにわかコーラス隊を作り、あるちょっとしたコンクールに出場することを決めました。
小学校の時いっしょに合唱部に入っていた女の子たちが何人も選ばれる中、私にはついにお呼びがかからず、逆に普段から歌はニガテと言っていた友人が選ばれました。
合唱部に入っていたし、そこそこ歌えるわよ!と自負していた私は、あ~・・・まだ尾を引いてるんだな・・・とショックをまたまた受けたのです。

選ばれた友達数人も知ってか知らずか、「ええ~?○○は選ばれなかったのぉ~!?じゃあ、あたしたち、歌ってくるわねえ~。」と感じやすい年頃の乙女にとどめを刺してくれちゃいました。(T_T)

思春期って今思うと、平気で残酷なこと言ったりできるんだなあって。
でも逆に冷静になって考えると、私もずいぶん天狗さまになってたのね~とまだまだ青かったなって笑えるんですが。

すっごく楽しい、笑えるドラマを見ながらふと、しんみり苦い思い出を久しぶりに思い出した私でした。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

想像力・創造力

2006.10.21
まめおが尋ねてきました。

「ねえ、『とんち』と『なぞなぞ』はどう違うの?」

私は言いました。

「ねえ、せっかく国語辞典があるんだからこういうとき使わなきゃ。」

まめおはいろいろな疑問を小さい頃から私たちにぶつけてきました。
そういういろんなことに疑問を持つことはとてもすばらしいことだけど、もう小学校の5年生にもなりゃその疑問を解決する方法が、親に聞くだけではないはずだということに、早く気づいて欲しいです。

私が辞典をひいてみせました。
『とんち』・・・とっさに思いつく知恵。
『なぞなぞ』・・・言葉を使ってとんちを楽しむ遊びのひとつ。

ね、関連した言葉同士だけど、意味がそれぞれにある。
こういう生きる知恵は突然でてくるというものではないから、もっと頭を使うということに慣れて欲しいものです。

やはりここは本をいかにたくさん読んだか、いかに多くのことを経験して学んだかで差がついてくるのではないでしょうか。

あたまをつかった小さなおばあさん あたまをつかった小さなおばあさん
ホープ・ニューウェル、松岡 享子 他 (1970/08)
福音館書店
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この本はそんな知恵をつかって苦難(そこまで切羽詰ったものではないけど)を乗り越えるおばあさんのお話です。
といっても、すごい事件が起こるとか、身に危険がせまるというようなものでは全くありません。(笑)

本当に身近な暮らしの中で、いかに上手に、いかに楽しく生きていけるのかが笑い話のような雰囲気で描かれています。

小さなおばあさんは、ひとり小さな家に住んでいましたが、大変貧乏でした。でも頭をかしこく使って、上手にやりくりして暮らしています。

8匹のねずみに食料を食い破られ悩むおばあさんは、ねずみとりをしかけて1匹捕まえました。バケツの水につけて殺そうとしたとたん、ねずみの黒くつぶらな、すがるような目をみるとどうにも殺せないおばあさんでした。でもそのままでは他のねずみに家まるごと食いつぶされてしまいます。
そこで、とうもろこしをあげてねずみを餌付けしたおばあさんは全部のねずみをペットにして飼うことを思いつき、専用の箱をねずみの巣にしました。
そうすれば、ちょっとばかりとうもろこしが余分に必要にはなるけど、家を食いつぶされるよりはマシだと考えました。

こんなお話が、全部で10話載っていますが、どれもほとんどが「アレレ???」と思うような思いつきなんだけど、すごくポジティブに頭を切り替えてるとこがなんだか前向きでいいなあと思ってしまいます。

ようするに「ものは考えよう」の精神なんですね。
このような想像力がたくましい子どもって、なかなかいませんね。
これでだめだったらこうすればいい・・・というような切り替えも大事だし、うまくいかなかったらこういう風に考え直せばいいじゃない、と失敗をものともしない力強さがすごく必要です。
これって生きていくうえでとても大切なことですよね。
まさに知恵がもたらす楽しい人生。
そんなことを教えてくれる本です。

このおばあさんが、知恵をしぼり出すときの形があって、頭にぬれタオルを巻き、椅子に座って、指を1本鼻の横につけるという格好を必ずするんです。
まさにとんちをひねる一休さんみたいなんですよ。

テーマ : オススメ☆絵本&児童書
ジャンル : 育児

かわいい児童書

2006.10.17
こぎつねルーファスのぼうけん こぎつねルーファスのぼうけん
アリソン アトリー (1991/11)
岩波書店
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森でみなしごのこぎつねを見つけたアナグマのお母さんは、かわいそうだと思いこぎつねを自分の家に引き取ることにしました。
アナグマの家には、お父さんとアナグマの子どもたち、ビルとボニーがいます。
お母さんはこぎつねの毛の色が赤いのを見て「ルーファス(赤毛という意味)」と名づけました。
すぐに仲良しになったルーファスと子どもたち。
やんちゃな子どもたちはいっしょに走り回ったり、森を冒険したり・・・。
でも森には、ルーファスのいじわるな怖い大キツネのおじさんがいました。
おじさんはかわいい小さな動物や鳥をとって、食べちゃったりするのです。
ルーファスは「きけんなことが大好き。へっちゃら。」とどんどん歩いていきます。
美しい白鳥がやってきて、きれいな冠を池の底に落としたことを物語のように話すと、ルーファスは思いがけずキツネのおじさんにつかまってしまったけど、おじさんが隠し持っていた冠を取り返してあげたり、ついでにつかまっていたにわとりを放してあげたり。(こぎつねルーファスとわるいおじさん)

また釣りに出かけた子どもたちは魚がまったく獲れないでいると、また白鳥がきて「さかなたちは利口だから、つかまりゃしないわよ。ゆうがた来れば月の光をひときれと星もつかまえられるかもしれない。」と教えてくれました。
ルーファスはこっそり夜ベッドを抜け出して、池に行くと空に出ている月に「こんばんは、月のおくさま。」とおじぎをしました。
水面をみるとうつった月がいて、ルーファスは釣り糸を池にたらしました。すると月のきれはしが釣れ、星も釣れました。
また川上から使われなくなったボートが流れてきたので、白鳥にことわってそのボートを持って帰ることに。
とちゅうキツネのおじさんに見つかり、あやうくまたつかまるところを、月がアナグマのおじさんを導き、ルーファスを助けてくれました。(こぎつねルーファスと魔法の月)

こぎつねルーファスとシンデレラ こぎつねルーファスとシンデレラ
アリソン アトリー (1992/09)
岩波書店
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「こぎつねルーファスのぼうけん」の続編です。

アナグマのビルとボニー、ルーファスが遊んでいると、どこからか不思議な音楽が聞こえてきます。
それは人間が楽しむメリーゴーラウンドがまわるときの音楽。
この美しい音楽に魅了されたこどもたちは、夜になってアナグマのお父さんといっしょに出かけることになりました。
途中で白鳥に出会い、ほんのすこし白鳥から物語を聞いた彼ら。
それは「シンデレラ」のおはなし。
でもなぜか白鳥は途中でおはなしをやめて行ってしまいました。
広場につくと他の小さい動物たちも集まってきました。

アナグマのお父さんの不思議なくちぶえで動き出したメリーゴーラウンドに、みんな乗ると、ルーファスのすぐ近くに真っ白なうさぎが乗っていました。
でもそこにこれまた乗ってきたキツネのおじさんを見るなり、おびえてしまったうさぎ。ルーファスとビルとボニーはうさぎをこっそり逃がしてあげましたが・・・。(こぎつねルーファスとシンデレラ)

また、アナグマのお母さんのパン焼きのじゃまになった子どもたちは外で遊ぶことになり、ルーファスはまたひとりで木のうろの中のハチミツを取りにいってしまい、そこで一角獣の子どもと出会います。
すると森の王の一角獣のお父さんは、悪い魔法使いの人間につかまってしまい見世物になったという。
ルーファスはアナグマの家族の応援をうけて、王様を助けることにしました。
それには王様がつかまっている透明の箱の鍵が必要です。
いろんな鍵を拾っては集めている、あの怖いキツネのおじさんに協力してもらうしかないのです。
さてルーファスたちは一角獣を助けることができるでしょうか?
(こぎつねルーファスと一角獣)

と、このようにやさしいアナグマの家族に見守られながら、やんちゃでいたずらっこで向こう見ずなルーファスの、とてもかわいい冒険談です。
いたずらっこだけど、とても強くてやさしい心をもっています。
どのおはなしのなかでも、誰かを助けてあげます。
また美しい自然・・・草や花や鳥や空、月、お日様、星への愛情がたっぷりです。
純粋なルーファスがとてもかわいいです。

またアナグマの親子の、無償の愛、深い愛にも心うたれます。
自分の子どもと決して区別することなく、ルーファスに「お父さん、お母さん」と名乗り、名乗らせます。

また怖いキツネのおじさんですが、はじめはただ怖い存在で描かれていたのが、続編では次第にその存在の意味が変わってき始めて興味深いです。

白いうさぎのシンデレラのことをルーファスが「雪みたいにとけていなくなっちゃったよ。あのこには魔法の力があるんだ。」と言ったとき、「ああ、いかにもとろけそうだった。うまそうでやわらかそうだった。」と言っているのに、最後いなくなったシンデレラのことを、
「おれはほんに、あの子と舞踏会でおどりたかったんだよ。」と嘆きます。

また一角獣を助けるおはなしでは、一角獣の子どもを前にしてとても礼儀正しいし、コレクションの鍵の束をあっさりと渡してくれます。
これはこの本を読む子どもたちにとって、とても安心できる設定じゃないかなと思います。
いつも森に怖いおじさんがいると考えると、お話は終わっても不安がつきまとうような気がしますしね。

この本は、小学校2~3年生から高学年まで読める、慈愛に満ちたおはなしです。おすすめです。

テーマ : 児童書
ジャンル : 本・雑誌

クマのプーさん、80歳

2006.10.14
クマのプーさん クマのプーさん
A.A.ミルン、石井 桃子 他 (2000/06)
岩波書店
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今日、10月14日は原作「クマのプーさん」が世に出て80年目の記念日だそうです。
詳しくはコチラで。
もちろんディズニーアニメのキャラクターとしていまや大人気ですね。
私もこのアニメーション映画で彼を知りました。
あのやさしいまなざしとぷっくりとした体型に、ちょっとおまぬけな性格は世界中の人々から愛されて当然ですね。
ディズニーランドではトゥーンタウンの「プーのハニーハント」が一番人気だとか。
私はまだこのアトラクションには乗ったことがないので、一度は!と思っていますが、いつになることやら・・・。

そんな愛すべきプーさんの本。
以前地元の読み聞かせの権威(男性)の講座を受けたときに、この原作のブックトークと実際の読み聞かせを小学校のPTA図書委員である大人の私たちにしていただきました。

そのとき聞いた原作プーは、まことにすばらしく、味のある楽しいお話でした。
その講師もぜひ子どもに、最初のプーさんはディズニーアニメ絵本のプーさんではなく原作を読んであげてください、とおすすめされました。
アニメ絵本はやはり小さい子にわかりやすいように言葉や表現を微妙に変えてあり、原作の持つおもしろい言い回しなどが味わうことができません。
もちろん、原作に親しんだ後はアニメーションも見せてかまわないし、読みたいと子どもが言えばアニメ絵本も読ませてかまわないけれども、原作にひたった子どもはきっと原作のよさがわかるでしょうとおっしゃってました。

だからぜひ、ファーストプーは原作で。
私は持っていなかったこの原作プーですが、主人が持ってました。
意外~~~!
読んでたんだ~。

ちなみにこんなサイトもありましたので、お好きな方はチェックされてみてください。→コチラ

テーマ : 児童書
ジャンル : 本・雑誌

も・・・妄想電車!

2006.10.14
「絵本とiTuneな毎日」のともちゃんからすごいバトン(名前がすごい、ね)をご指名で受け取りましたので、内容はあまりすごくないと思うけど、お暇な方はまあちょっと読んでやってください。

ここに登場する相手を選べるらしく、ヨンジュナ・・・と思ったけど、もしここに来た人でヨンジュナで私もやりたかった~・・・なんてことにならないように、もうひとり私の好きなお方、ヒュー・グラントでやってみたいと思います。

1.電車待ちの列に『ヒュー・グラント』を発見!どうしますか?

え!?なんで、こんな日本の田舎に彼が???
お忍びで温泉ざんまいかなあ?
サインもらっちゃおうかな、握手してもらおっかな、そうだ!写真いっしょに撮ってもらおうか・・・あ、でも英会話が・・・。(汗)
などといろいろ考えながら迷っていると・・・。

2.『ヒューさま(以後、この表記で)』が隣の席に!どうしますか?

きゃ~~~っ!!!
うそでしょう!!!夢か幻か・・・。
ドキドキ・バクバク・・・。
でも英国紳士だからゼッタイに「隣にいいですか?」てなことは聞いてくるはず!
「オフコース!プリーズ、プリーズ!!」
と、めちゃくちゃ日本語英語で答え、空いてた席においてた自分の荷物は自分の膝にのせ・・・。


3.『ヒューさま』が眠ってしまいました。どうしますか?

いやあ~ん(#^.^#)・・・ますます夢じゃないかしら!?
そっと私のこきたない上着をかけてあげるふりをして、ちょびっと体に触ってみたりなんかして・・・。えへへへへ~~~・・・。(←怖い)

4.爆睡中の『ヒューさま』。突然あなたに寄り掛かってきました!どうしますか?

ドヒャ~~!
でもこんな機会はめったに(いや、ゼッタイに)ないわ!
そお~っと頭をナデナデしてあげたり・・・。
あら、すごくいい香り。ウットリ~~~。

5.もうすぐあなたの降りる駅。まだ『ヒューさま』は眠っています。どうしますか?

ええ~っと・・・私はいったいどこへ何をしに行こうとしていたんだっけ???
もう、こうなりゃどうとでもなれってんだ!
いっしょについてっちゃおうかな・・・。
だから、ずっと私に寄りかかったままの彼といっしょ。

6.終着駅に到達しても起きない『ヒューさま』。どうしますか?

うむむ・・・さすがに、起こさないとね。シュン・・・。
やさ~しく、「プ・・・プリーズ、ウェイクアップ。ア・・・アライヴよ・・・。」とな。


7.やっとお目覚めの『ヒューさま』。ちょっと寝ぼけている様子。どうしますか?

私を誰かと勘違いしたのか、腕を私の首にまわして引き寄せようとするのを、一瞬どぎまぎしながらも(こんなチャンスもうやってこないぞ!)、日本人女性としての強き理性が働いて、「車掌さんが見てるわ。」(そ・・・それかい!?)と、離れる。(うう~、惜しいことしたけど、帰れば主人や子どもがある身・・・やはり逃避行には走れない私。)


8.平謝りの『ヒューさま』。お詫びになんでもしてくれるって。どうしますか?

一日デートとメールの交換、そして最後にお姫様抱っこして・・・。
だって主人は腰を悪くしてるし、とてもじゃないけどストレス太りで巨体をゆらしてる私なんか抱えたらつぶれる・・・と申しております。
せめて・・・せめて、ヒューさまに~~~。


9.もうすぐ『ヒューさま』とお別れです。最後に一言。

「寝ちゃったからあまりしゃべれなかったけど(・・・って、英会話ができんだろ!)、こんなに至近距離でいることができて、冥土の土産ができました~・・・そして、やり残した写真撮影とか、お願いしていいかしら?必ずメールしてねっ!(←すごくリアル~)」


10.次にバトン回す5人とお題。

ごめんね、ともちゃん。
誰といえないわたし。
どなたか受け取ってもいいよ、って方はお申し出ください。

けっこう抑え目に書いてみました。
書いててなんだか恥ずかしくなってきちゃったんでね。
思いっきりやりたかったんだけど、いい年の私にはこれが限度でした。
期待はずれですみません。

テーマ : バトン
ジャンル : ブログ

自己主張と恥

2006.10.13
先日お昼を食べに、市郊外のミスター○ーナツへひとり向かいました。
なんとな~く、ひとりぼお~っと本でも読みながら長居できる食べ物屋さんって、やはりこういう場所よね。

そのときは、午後1時も過ぎてはいたけど、お昼をそこで済ませているママと子どもの親子ペアや親子連れの友達同士のグループ、上司と部下、私と同じく読書で暇つぶしの人が幾人かがいました。
みんな会話をしてるひとは、どことなくやや声を抑えておしゃべりしてるので、こんな私みたいな読書組でもうるさくない程度で居心地よかったです。

そこへ!
入り口からどこか異質の会話が発せられ始めたのです。私は入り口を背にすわってたのでそれが誰からなのかすぐに確認できなかったので、よ~く耳を済ませていると、英語の会話でした。
そのあとすぐ横のテーブルに座ったのは、おそらく御主人の仕事の関係で来日したであろうアメリカ人(同じ英語でもオーストラリアやイギリスは独特の発音があるので、絞られてくるのはきっとここら辺りか、カナダかなあ)のママさんと4~5歳くらいの女の子のペアが2組。

それが、やたらと声が で・か・い!
ただでさえ存在が目立つのに(いやね・・・女の子たちが金髪で色白で、メチャかわいいしね・・・ママさんたちは体格がいいしね・・・)、全く異国の地で臆することなくマイペースで母国語をしゃべることができる堂々たる態度には敬服。

声が大きいから、聞いてなくても聞こえてくる会話に、時々日本語が入ってるから余計耳に引っかかってくるの。

途中女の子がひとりトイレに入ったのよね。
多分自分の国では、ひとりで女の子をお店のトイレに入れるなんて考えられないはず。
それだけこの日本が治安がよく、安心して暮らせてる証拠かな。
でもちょっと長すぎるのか、その子のママさんがトイレのドアを開けて
「Emily?Are you O.K?」
と、これもまたでかい声で尋ねていたけど、すぐ出てきたので問題なかったみたい。

すこし経つと今度は女の子たちにトラブル発生!
キッズメニューについていたおまけのおもちゃをめぐって何かあったのか、二人とも大泣き!!
「Mammy!!☆#*★§£%$@◇¢※▼〒!!!」
それがまためいっぱい声を張り上げて泣くので、店内にすごく響いてはっきり言って、気になりすぎるほど。
これも堂々たるもの。
ママさんたちも、普通に諭している・・・大きい声で。
(ここで、日本人なら家の外だし、「シッ、そんなに大きい声で泣かないで!」とか小さい声でなだめたりするよね。)
お国柄よねえ・・・。

おかげでそれまでやや静かだった店内が、負けじと声が次第に大きくなっていき、みな遠慮なくしゃべり始めました。

先日ベストセラーになっている「国家の品格」を読んだせいか、妙に日本人はどういう性質かとか、欧米人だったらどう感じるかとか、同じアジア人でも大陸側と東南アジアではどう行動を取るだろうかとか、つい比較して考えがちになったのだけど、さすがにアメリカ人(←もう決め付けてるよ)は自己主張のお国。
堂々としてるし、変な恥ずかしいという気持ちが湧き出てこないみたい。

以前学校で、戦後、日本人考を書き記した本に「菊と刀」(ルース・ベネディクト 著)というのがあると習ったけど、そこではやはり日本人には恥の精神と文化がある云々・・・ということが書いてあるらしいです。(読んだことないの・・・)
大勢の中で目立つことを嫌い、声を押し殺しながら、それも子どもにまで浸透しているのか、子どもも遠慮してなのか、もしくは無理やり静かにさせているのか、すごくおとなしくおしゃべりしていたのが、普通の状態で会話をするアメリカ人に圧倒され、感化され、しだいに声を大きくしていく日本人って、戦後の日本が歩んできた国のあり方とよ~く似ていておもしろい。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 日記

かけがえのない友だち

2006.10.10
先日の台風による天候の荒れで、少なからずこちらでも風の強い日がありました。そろそろ木々(落葉樹)の葉っぱも枯れ始め、風の強い日には落ち葉が舞って庭の片隅に枯葉の山ができています。
落ち葉が次から次へとはらはら舞うと、掃いても掃いても永遠に終わりそうにない気がして、お掃除もぐったりしますね。
誰かお掃除手伝ってくれないかなあ・・・。

大好きな絵本「かえるくんとがまくん」のシリーズの中で、唯一私が持っているのが「ふたりはいつも」。

この絵本は季節ごとのふたりのかわいらしいエピソードがおはなしになっていますが、秋のエピソードがまさに落ち葉の掃除。
庭一面の落ち葉を見て、つい相手の庭を心配してしまう二人。
自分の庭のことはおいといて、相手の庭掃除を思いつくのです。
”やってあげた”・・・ということを強調しているのではなくて、あくまでも”きれいになってるのを見たら、きっとおどろくだろうなあ”っていうやさしい気持ちから湧き出る思いやりのある行動が、とても読む者の心をあたたかくしてくれるんです。
それに、けっしてうまくいかないのがまたいいんです。
本人たちは気づいてないけど読者だけが知ってるオチにくすっと微笑んでしまいます。
彼らはいたってまじめ。お互いがかけがえのない友達だからこそ、無償の愛で満ちており、それでいたって幸せなのです。
そんな友だち・・・私にははたしているかな?
ふたりはいつも ふたりはいつも
アーノルド・ローベル、三木 卓 他 (1977/01)
文化出版局
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はじめこのシリーズを知ったのは、まだ私が独身の頃。かれこれ15~6年ほど前のことです。
姉の子どもの誕生日のプレゼントに贈ったのが最初です。
そのとき贈ったのは「ふたりはともだち」でした。
二人の兄弟なので、仲良く暮らせるようにという想いを込めて贈りました。
また、私のいとこがやはり4年位前に新1年生になる別のいとこの子ども(ややこしいな・・・)に本のプレゼントをしたいけど、「どの絵本がいいと思う?」と尋ねてきたので、この絵本のシリーズを薦めました。
どの絵本を贈ったかはわかりませんが。
確か今、国語の教科書にも掲載されてますよね。

甥っ子やいとこの子どもやうちの子供たちに、こんなすてきな友だちがいてくれたらすてきなんだけどね。

話は変わりますが、↓の記事でのお月様があまりに綺麗で、もっと楽しみたいなと十六夜の月もベランダに出てひとり愛でておりました。
すると、ちょうど南の空にすう~っと流れ星が落ちていくのが見え、あまりの突然のことに
「あっ!!」
で終わってしまい、願い事なんてできませんでした。
月に感動し、星にも感動し、ああ・・・なんて自然は美しいのだろうと心が洗われました。
この世界を、この地球を、この宇宙をゼッタイに壊してはいけません。
世界が今、脅威におびやかされています。
「かえるくんとがまくん」みたいな友情が、世界の国々に芽生えることはないのでしょうか?夢のようなことを言ってるだけでしょうか?
すごく不安で仕方ありません。

テーマ : 絵本
ジャンル : 本・雑誌

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