絵本と児童書が好きなお母さんのマイペースな田舎暮らし
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母が息を引き取ってから、もう三七日(みなのか)が過ぎました。 悲しみの中に浸りたいと思っても、必ずやってくるその日その日の以前と変わらぬ暮らしが否応ナシにそんな悲しみも押し流していくようです。 時間というものは不思議。 寂しさも辛さもそっと消し去っていってくれます。 まるで元気になれよと激励してくれているようで、そしてまた、癒してくれているようで。 おかげさまでだいぶ元気になりました。 だって普段の暮らしはずっと続いていくんですもの。元気出さなきゃやっていけませんって。^^ コメントでお気遣いの言葉をいただきとても感謝しております。 本当にありがとうございました。 さて、冒頭の絵本ですが、屋久島で生まれそだった著者がとった様々な表情の屋久島の森の姿がとてもうつくしいですね。 屋久島の冬って、想像できますか? あんな南国(といっても、私からすれば同じ九州なんですけどね^^;)なのに、山では積雪が見られるんですね!@@ちょっと驚きです。 そしてよく知られた屋久杉がある森の中はたくさんの原生林でうっそうとしています。 かすかに光がさす森では、しだや苔が地面や倒木をおおい、ひんやりとした空気に包まれているイメージがありますね。 なんだか常に露が木々や葉っぱを濡らしているような、そんなイメージです。 夏休み中にBS日テレで放映された「ジブリの風景」という番組をご覧になったでしょうか? ジブリ作品を彩った風景が、日本のあちこちに点在していますが、その背景となった実在の場所を訪れるという番組でした。 「もののけ姫」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」で描かれた原風景が画面に映し出されます。 もちろん、この屋久島の森にもジブリのロケハンが訪れています。 「もののけ姫」のあの森がそのまま、屋久島の森の中にあります。 旅人(女優・鶴田真由さん)がジブリの絵コンテを手に、森の中を歩き、絵コンテと同じ景色をたどり発見します。 原始的で美しい。 縄文の時代からずっと変わらないものが少なくともそこには時間を止めて潜んでいました。 豊富な水に育まれた空間が、なんとか今も守られています。 世界遺産に指定された照葉樹林帯が、この森に太古と変わらぬ生態系を守っているのです。 主人は13年ほど前、メンバーである登山サークルの方々といっしょに屋久島へ行きました。 そのころはまだ、一番大きくて古い縄文杉の回りは何も手を加えられていなかったそうですが、それから以降、たくさんの観光客が訪れるようになり、心無い人たちが木の根っこなどを踏み荒らし、木の生命の危機を招きそうになるということで、展望所が設置され、縄文杉の周りには囲いが設けられました。 この写真絵本をぜひ手にとって見ていただきたい。 水が、木が、そして気の遠くなるようないにしえからの時間がとても大切なものに思えてくるはずです。 そしてジブリの映画も、そういう思いをずっと私たちに訴えていると思います。 |
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前回の更新からもうすぐ1ヶ月!?
ああ〜〜・・・すっかりここもあやしいブログになりつつあります。(T_T) 暗くなっちゃうから、あまりこういう話題は日記に書きたくないのだけど、でも、いいかげんに近況報告しておかないと!と思い、やはり書いちゃいます。 私の入院は突発的なものでしたが、実はそんなものより早くから実母の入院の方が先に決まっていました。それで、私の入院より3日遅れて同じ病院に母が入院しました。 (もちろん私の入院に関しては、家族や親戚中に緘口令が布かれ、母には秘密になっていました。それは今もそう・・・。) その母の容態が、8月に入って悪くなり、吐血を何度か繰り返すうちいよいよ危ないかも・・・という事態が8月中旬から幾度もありました。 そのたびに親戚中が病室に集まり(遠くに進学や就職している甥っ子たちも帰ってきたり・・・)、ほとんど意識のない母のまわりで、悲しみにくれること数回・・・。 担当医師も、悪化するたび「そろそろ・・・・」と命の期限を告げるのですが、どっこい!何度も復活をとげる母。 先週は意識がある時間がほとんどなく、 「もう、会話することはできないのかな・・・。(T_T)」と、母の早すぎる死期を嘆いていたのに、今日は介護風呂に入り、重篤患者用の個室から、病状安定中の4人部屋へ戻ったほどです。 8月の最初の病状悪化からほとんど毎日看病のため、病院へと出かけていました。 姉などは、容態急変を自己申告できない母を案じ、仕事してるのに毎夜泊まりで看病してる有様。 おまけに、心配で仕方ない父は腰が悪いのに、見舞いに出かけてきて、やたらとクーラーが効き過ぎた病院で風邪を引き、点滴を受ける始末・・・。トホホ・・・ そんなドタバタを繰り返していたので、ずっとここもほったらかしですし、みなさんのところへも行けずじまい。ごめんなさい。(今日は落ち着いてきた母に、やや安心してこんなこと書いてます。) 母の病気はかなり難しい病気で、今安定はしているけど、良くなる見込みはほとんどないに等しいのです。でも、あまりの生命力の強さに「もしかしたら・・・?」と期待してしまうのも事実。 しかしながら、また吐血をしてまたまた容態急変をしたら、今度こそ危ないかもしれない。 いつ何が起こってもおかしくない綱渡りのような状態ですので、また更新できないかもしれませんが、まあ、そういうことですので。 あ〜・・・でも、忘れられてしまうかも〜・・・。(^_^;) ちなみに私は元気です。なかなか、以前の生活環境を変えるということは、困難を極めますが、頑張りたいと思います。 テーマ:はぁ・・・・( ´Д`)=3 - ジャンル:日記 |
最近職場の同僚とともにお気に入り度が増してる作家さん。 絵本のみにとどまらず、最近富に他人の本の表紙や挿画などにも目に付く事が多い。 この人の表紙絵だと「ちょっと読んでみたいな」とついつい思わせてしまう。 それって、画家冥利につきることだと思うし、この人の絵を表紙や挿画に選んだ作家さんもわが意を得たり・・・となるに違いない。 子どもの絵が多いのに、どこか切なげな、ひんやりとした空気が漂うその画風。 独特の雰囲気の中で、浮かび上がる子どもの表情はというと、笑った顔はほとんどないに等しい。 でもなぜか惹きつけられるのは、センチメンタルな感情に心を動かされるからなのかな。 この数年重ねて出版されるご本人の絵本などがまさに力作ぞろいで、どこか大人を食ってるような子どもの表情に心を持っていかれる。 しかし、この「リコちゃんのおうち」はそういう画風とはちょっと色が違う。 それもそのはず。 酒井さんの初めての絵本なのだ。 まだ子どもの表情に、一種のトゲみたいなものがまだ存在しない。 絵のタッチもさらっとした感じの絵柄といい、出てくる子どもの表情は、少し林明子さんを思わせる。 ご本人いわく、「小さい人が読んでくれそうな絵本を作りたい」と願っての制作だったようだ。 お部屋でままごと遊びをしていたリコちゃんですが、やんちゃなおにいちゃんに邪魔をされ、おまけにお母さんたら、部屋を横切るとき鹿の人形をけとばしちゃった! 怒ったリコちゃん。 こんな部屋はいやだ!!どこかリコだけのおうちに引っ越したい! そこでお母さん、ダンボール箱を持ってきて、ここに引っ越したら?とリコちゃん専用のおうちを用意してくれた。 素敵な自分だけのお部屋に作り上げていくリコちゃん。 さあ、そこへおにいちゃん怪獣がのぞきに来たよ。 と、子どもならではの世界がきっと子どもに共感をもたらすだろうかわいいおはなし。 このあと、代表作の「よるくま」にうつるわけですが、その後は画風がガラリと変わる。
この「Pooka」に書かれていたけど、絵の下地が全く変わったようだ。 「ぼく、おかあさんのこと」という絵本から、下地を黒く塗ってから絵を重ねていき、人物などが浮き上がって見えるような描き方に変わった。 バックが黒いので、自然と表現方法が静寂な感じに変わっていったようだった。 そんな変遷のことや、普段ご本人が感じてらっしゃることなどを書き記したエッセイ、これまでの作品の絵がいっぱい掲載されていて、私としては買わずにはいられなかった。(#^.^#) 海外でも(アメリカ・フランス・韓国・台湾・中国・ドイツetc.)出版され人気が高い酒井さんの絵本。 今後新作がもっとも待たれているのが彼女の絵本だという。 もっともっと羽ばたいて世界中の人々に知られて欲しいなと思う。 |
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長らくお休みしていました。
実は先月、突然体調が悪化し、入院をしてしまいました。子どもを産んだとき以来のことです。 そうそう、そうなんです。 その時以来、自分の体の管理を怠っていたので、自分の体の悪い部分がいかに危うくなっているかなんて、全く気づかないできてしまってたんです。 今回はその違和感に早く気づき、家族に急かされるようにして病院へ行ったおかげで軽い治療ですみました。 無頓着というか、いえいえ、おそらく自分でも気づいていた悪い部分。 見て見ぬ振りしていたんですよね。 入院自体は10日間ほどですみましたが、自宅でのしばしの療養と、目が疲れるということでPCはほとんど触らずじまいでした。 その後も通院しながら、自己管理をきちんとやっていますので、そろそろPC復帰も少しずつやろうかなというところです。 この記録的な猛暑の中、みなさんも体にはお気をつけくださいね。 なんて・・・(^_^;)・・・こんな私から言われてても説得力があるのか・・・ないのか・・・。 またこれからもよろしくお願いします。 (まだゆっくり・・・これ以上まだゆっくりになるのか!?とお思いでしょうが、すみません。^^;少しずつの更新、そして訪問となると思われます。) |
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今日学校から帰ってきたまめぞうとの会話。
「ねえ、お母さん。^^うちのクラスにね〜、すごくモテる男子がいるんだけど、誰だと思う?」 と、まめぞう。 あ・・・勘違いしないでくださいね。 まめぞうでは決してないことをご承知の上お読みください。^^; (ゼッタイに・・・アリエナイ・・・) だいたい、察しはつく。(^_^;) 「えっとねえ・・・A君でしょ?」 「じゃ、あと1人はわかる?」 「ふん・・・じゃあ、B君ね。」 「あ・・・せいか〜〜い♪」 この二人は見るからに、この年代の女子から言うところの 「ねえねえ、カレ、かっこいいよね。」 と言われる類の男子なのである。^^ あ・・・言っておきますが、小学校4年生ね♪ 運動神経抜群で、すごく活発で元気。顔もソコソコ、イケテル方なのでしょう。 きっと、この子達のモテ期なのね、今。 いや・・・案外、生涯モテる運なのだ! だいたい見てたらピンとくるから、こういうクイズは正解率高いわ〜。^^ 「じゃあ、まめぞうは・・・女子からなんて言われるんだろう?」 「さあ。」とそっけない。 「きっとねえ・・・赤ちゃんみたいだから、女子から『もう・・・!まめぞう君ったら私が見てあげないと何にもできないんだからぁ・・・!』って言われてるんじゃないのぉ〜?」 と皮肉たっぷりに言ってやったわ。 「な・・・なんだよお〜。何でオレが〜!?」 ケッ! 「オレ」なんて言葉使ってるけど、全部こういうのはまめおのウケウリ。 全く実質が伴わない。 なんたって1年生の時、給食で出たみかんの皮の剥き方がわからずに、先生方の間で「まめぞう君は、皇族のご子息?」説が出たほどの、な〜〜〜んにも1人でできない、情けない男なのだから。(-_-;) そうそう。 なんでこういう話になったのかというと、 学校から帰ってきて「なんか飲みた〜〜い。」とのたまうので、小さい乳酸菌飲料を1本、ポン!と差し出したのね。 上についてるアルミのふた、指で剥けなくてつまようじを取り出して、ポツポツ・・・とふた一面に穴をあけて広げているのを見て、唖然となったのだ〜。(T_T) で、思わず私が、 「もう!!全く、こんなふたも自分で取る事ができないの!?情けない!! そんなんじゃあ、誰もまめぞう君のお嫁さんになんか来てくれないわよ〜。」 って言ったからでした♪ そういや、まめぞうのモテ期はいつだったかな?(^_^;) 3歳〜4歳くらいだったかな・・・。 その頃はへたすると「女の子?」と言えなくもない容貌だったし、幼稚園でいっしょだった女の子のお母さんから「うちの○○ちゃんがね、まめぞう君のことが好きって言ってたのよ〜」という話を聞いて、親ばかな私はまんざらでもなかったけど・・・それ以来浮いた話もすっかりなくなり・・・。 あ〜・・・あの頃がまめぞうのモテ期だったのかもしれない・・・。 もう・・・終わった・・・。 幼稚園の担任も「かわいい」を連発してくださったのに、今じゃ「古きよき時代」だったなあと遠い目になる私です・・・。トホホ・・・ |
去る6月18日にターシャ・テューダーさんが亡くなられました。享年92歳の大往生です。 (詳しくは彼女の「メモリアル・ウェブサイト」にて。) この知らせにとても寂しい思いをしたのは、もちろん私だけではないと思います。 このブログでも何度か取り上げてきたターシャの絵本や、放映されたターシャの番組で、たくさんのことを教えられ、心に素敵な贈り物をいただいてきました。 もう彼女のあたらしい絵本や映像を目にすることはできなくなりました。 本当に寂しいです。 絵を描くことが大好きで次第に才能を発揮しだした彼女は、絵本という形でこの世にその名前を広く知らしめました。 小さな子どもたちが、そのちっちゃな手にもしっくりおさまるように工夫した絵本が右の私の「すてき」にもある『パンプキン・ムーンシャイン』などのシリーズ。 他にも自分の子育てから生み出された、子どもたちを喜ばせるための季節ごとのイベントを絵本にまとめたり、クリスマスの絵本を描いたり。 それらのどれにも、自然とともに暮らす情景が描写されています。 一番彼女のことを知らしめたのが、広大な敷地に自分の手で作り上げた素晴らしい庭でした。 そして一角に建てられた家で質素に暮らす彼女のオーガニックな生活に注目が集まりました。 彼女の人生全てがみんなの憧れの的となり、人生訓が感動を呼びました。 たくさんの書物を読み、そこから得た豊富な言葉の山から、自分の好きな言葉を選び絵を添えた絵本も出しました。 そんな彼女が愛してやまなかった同居人が、コーギー犬です。メギーという名のコーギー犬と暮らしていましたね。^^ そのコーギー犬を主人公にしたてて描いた絵本、「コーギビルシリーズ」もとっても愉快な絵本です。 そして最後に出された本が、「ターシャとコーギ」という本です。 代々のコーギがいっしょに暮らしたのでしょうね。その暮らしの中であんな愉快な絵本が出てくるんですから、きっと愛らしい犬なのでしょう。 ぜひこの本も読んでみたいと思います。 常に前向きで自分の信念のおもうままに生きてきたターシャ。まだまだ彼女の暮らしぶりを見ていたいという思いはあるけど、これまでの人生の中からひとつでも多く学び取れればいいなと思います。 ターシャ・テューダーさんのご冥福をお祈りいたします。安らかに・・・。 ![]() (「Memorial Website」より画像をお借りしました。) |
出だしが・・・ 「なんてわるいひなんだろう だってね・・・」 という文章で始まるこのえほん。 表紙の動物たちに、なんだかいやなことばかり起きるんです。 あらら・・・なんか縁起でもないわね、って思うでしょうが、大丈夫。 かなり気持ちの切り替えが早いですよ。^^ だって、ヤなことはあってもすぐにいいことが見つかるんですもの。 おまけに最後にでてくる女の子の言葉で、その日一日、すっごく幸せに過ごせそうな、そんな予感がするんですもの。 「ママ! きょうは とっても いいひよ!」 イライラ・くよくよ・ガッカリ・ハラハラ・・・と、嫌な気持ちが一気に吹き飛んでいきそうな素敵なえほんです。 全体に使われているパステルカラーが気持ちを落ち着けてくれます。 ぜひ!朝一番に読んでみたいですね。 |
マージョリー・フラックの「アンガス」のシリーズが最近立て続けに出版されていました。 →の絵本の紹介にもある「アンガスとあひる」については、以前「瀬田貞二氏の『行きて帰りし物語』」というタイトルでお話しましたが、あちらはずいぶん前に出版されていたのに、今回かなりの時を経て新しく出版されたことはとても嬉しいことです。 今回登場するのは、エアデール・テリアというやはり普通は活発な(^_^;)犬種の、正式名称は「ブルンブルンベス」という犬です。 耳をたてシッポをブルンブルンと振るのが普通のエアデール・テリア犬。 しかし、「ブルンブルンベス」はとっても恥ずかしがり屋で臆病で怖がり、しかもシッポも振らないし耳もたっていません。^^; だからただの「ベス」と呼ばれるようになりました。 自分の影さえも怖くて、とうとう家の中に入るのも怖くて・・・外にいたある日、垣根の向こうからなにやら賑やかな音が聞こえてきました。 ミャーオ! クワック クワック! ウーウー、ワン! あはは・・・きっと、ねことあひるとアンガスたちですね。^^ 突然、木の上の枝にねこが、 垣根の下からあひるが1羽・・・2羽・・・ そのあとからアンガスが這い出してきて・・・ ねこも飛び降り、さあ!いつものように追いかけっこです。^^; ベスはあんまりびっくりして、怖がるのも忘れてしまい、アンガスといっしょにあひるを追いかけ始めましたよ。 庭中をぐるぐる、ぐるぐる・・・ 小道を下り、門をかけぬけ、通りを走り・・・ とうとうあひるたちは自分たちの庭へと走りこみました。 アンガスが、ウー、ワン!とシッポを振って吠えると、ベスもウッフ!と言いました。 ベスの耳もピンと立っています。 シッポもブルンブルンと回りだしました。 アンガスのおかげで、怖がりでなくなったのです。^^ そして今は毎日、アンガスとねことベスはいっしょに遊んでいます。 みんなはベスを、「ブルンブルンベス」と呼ぶようになりました・・・。 そして、もう1冊が『トプシーとアンガス』という本です。
トプシーはコッカ・スパニエルの子ども。 家は今は、ショー・ウィンドウの中。親もいなくていつも寂しい思いをしています。 時々ペット・ショップの前を通り、中を覗き込むジュディという女の子が気になって仕方ありません。 ジュディはかわいいトプシーをお母さんに「買って」と頼みますが、お母さんはだめだと言います。 ある日、トプシーに飼い主が現れました。 でも、あのジュディという女の子ではなく、お金持ちで一人で大きな家に住んでいるサマンサ・リトルフィールドというおばあさんでした。 トプシーに、皮のひも、首輪、大きなえさ皿、セーターに靴、素敵なベッドに毛布を与えてくれましたが、トプシーは全然うれしくありません。 逆にひもを隠したり、セーターの毛糸を引っ張り出したり靴をかんだり・・・ そのうち、クッションやソファまで咬んだり引きちぎったりして、とうとうサマンサ夫人の綺麗な家が散らかってしまうことに。かなしくなったサマンサ夫人はトプシーを地下室に閉じ込めました。 が・・・そこから逃げ出したトプシーが出て行った外には・・・ そう、アンガスがいました。^^ 2匹は意気投合、ぐるぐる駆け回ってお隣の庭へと入っていくと、そこにはベスも! 3匹はまたぐるぐるぐるぐる、駆け回り始めました。^^; そこに、ポーンと赤いボールがとんできて・・・ボールを追いかけてきたのは・・・! はい、もうおわかりですね。ジュディだったのです。 結局トプシーはめでたくジュディの家で飼われることになります。そして、ジュディもいっしょになってみんあで跳ね回り、駆け回ってあそびました。 とってもかわいい、楽しいお話です。 小犬の落ち着かなくいつもぐるぐると回る姿が思い浮かびますね。 私、この二つの絵本を見て、読んで、ショパンの「小犬のワルツ」がずっと頭の中で流れていました。 だからよけいに楽しい。 どちらもあるべき姿、居るべき場所に落ち着く安心感が漂っていますね。 前回のねこやあひるとのお話は、行って帰ってくるという安心感でした。 子どもの心に響くお話をよく知り尽くした作者だったのですね。 |
今朝、読み聞かせに学校へ行ってきました。 今回は1年生の担当です。決まった学年だけじゃなく、各学年をまんべんなくやります。 そのたびに、選書や読み方、そして感じたこと&感じてもらえた事が、学年によって違うので勉強になります。 『わたしのおうち』は、子ども、特に小さい子なら大好きな内容の本ですね。 女の子が主人公ですが、男の子でも興味津々で聴いてくれます。 小さい子って、周りの大きな世界の中ではあまりに自分がちっぽけな存在に思えても、狭い空間なら思う存分自分の世界観を楽しめ、独自の空想も発揮できるのでしょうね。 段ボール箱の中にはいったり、我が子たちもよくやっていました。 自分のスケールとピッタリきて、安心感があるのだと思います。 大人に囲まれた世界では、あまりに広すぎる中の自分・・・ふわふわして、向こうが見えなくて、想像しにくいのだと思います。 そこへいくと、段ボール箱の中は素敵な自分だけのお部屋。好きなように飾ったり、誰にも怒られることなく自由にお料理だってできちゃいます。 そしてお友達を呼んで・・・人間でなくてもいいんです。動物が一番のお友達かもしれないですしね・・・しっかりおもてなしをしてあげるんです。 でも、せっかく作った私の空間を、壊されたらやっぱり嫌なんですね。 大事な大事なお部屋なんですもの。 でも、そんなお部屋をいっぱい気にって褒めてくれた人には、「どうぞ」ってお迎えしたいのよね。 あ〜・・・そうそう。そうね・・・と自分の幼かった日のことも、ちょっぴり思い出せそうな、そんな絵本です。
2冊目に読んだ本は、本当はお休み前のお布団の中で読むのが一番ふさわしいのでしょうが、さあ!これから授業が始まりますよ!!と張り詰めた緊張を解きほぐすのにいいのかな、と思い選びました。 遊びに夢中の子は、なかなか寝るもの惜しんで寝付こうとしないので、親泣かせですね。 思い当たるふしがありますね〜。^^; まめたちも、寝かせるのに一苦労した時期がありましたっけ・・・。(遠い目・・・) でも、周りはみんな眠くてもうおやすみの時間に、一人だけ遊んでる男の子は、ほかにも起きている人がいることを知ります。そう・・・男の子のことを寝かしつけようとしているお母さん。 そのお母さんに抱かれて、そのあたたかさに包まれて、やっとおやすみなさい、と夢の中へとはいってゆくんです。 ほお〜っと、落ち着いたところで読み聞かせ終わりの時間になりました。 読んでいる途中で、教室の中にハグロトンボが入ってきました。 みんなの周り、そして読んでいる私の周りをずっと、読んでいる間中、飛び回っていました。 みんなトンボが気になります。 そんな子どもたちの事も、トンボの事も、私は気になります。 でも、おわって挨拶を済ませたときに、 「トンボが入ってきたね」と子どもの一人が言いました。 「そうね・・・みんなのまわりを飛んでいたね。」と私。 「きっと、トンボも聞きたかったんだね。」 って言うのを聞いて、私は感動しました。^^ ただ単に気になった私なんかと違って、こういう感性を持っているんだ!と、子どもがくれるものの大きさを、また今回も教えてくれた一幕でした。 だから、読み聞かせはやめられない・・・。 |
読んだのはけっこう前だったので、意外と細かいことを忘れているものだな・・・と思い、再び読み直してみました。やはりいい本は何度読んでもいいです。 この本がついに映画になったんですね。 映画『西の魔女が死んだ』は6月21日に公開です。 この公式サイトを見て、ますますその暖かい世界に引き込まれました。 はあ〜・・・ロケ地として選んだという清里の風景と、本を読んでいてもすう〜っと頭の中に広がるおばあちゃん=西の魔女の家がとても素敵です。 この家、来年お正月まで公開されるらしいです。近くなら絶対行くのに・・・。 学校でいじめにあい、不登校となったまい。 生まれつき持っている喘息もひどくなってしまった。 学校は苦痛を与える場でしかない、と言わしめる今の学校や子どもたちの現状。 そして・・・ママからも、直接ではないにしろ、「扱いにくい子」と呼ばれる自分。 「ママはもうわたしに誇りが持てなくなったのだ。」 それでも、学校に行くことと比べたら我慢できるというまい。 なんて悲しい・・・。 「私はいつでもまいのような子が生まれてきてくれたことを感謝していましたから。」 でもそんなまいを、おばあちゃんは最初の一言でふわっと解放してあげれる大きさ・あったかさをもっているんですね。さすが魔女だな。 おばあちゃんの家で当分暮らすことになったまいには、おばあちゃんの暮らしぶりがとても新鮮なものばかり。そうして、もしかしたら自分にも流れているかもしれない“魔女の血”を確かなものにするため、魔女修行を始めることにしたんです。 それは、早寝早起きして、三食きちんと食べて、よく運動し規則正しい生活を送ること。 精神の鍛錬をこれから始めるのです。 おばあちゃんの庭にたくさん育っているハーブを暮らしに使ったり、飼っているにわとりの卵を朝一番にとって来る、野いちごをつんで手作りのジャムをこしらえる・・・。 自然にならった健康な生活を送るうちに、次第に心も強く、成長していくまい。 最後は切ないけどあたたかい、おばあちゃんとの約束を確かに受け取るんです。 それがまた・・・とてもいいんですよね。 ネタバレになっちゃうといけないので、まだ原作を読んでいない方はぜひ、読んでみてください。 すでに読まれた方は、映画もすごく楽しみですよね。 主題歌をあの手嶌葵ちゃんが歌ってて、サイトでも流れていますが、やはり上手いし澄んだ声が綺麗です。BGMも素敵。 おばあちゃんの暮らしぶり、読んでいてなんかマネしたくなるものもありましたっけ。^^ 庭に一面に咲いているラベンダーの花の上に、洗ったシーツを広げて干すんです。そうすると、ラベンダーの香りが移って、寝る時のことを考えただけでうらやましい! 台所のドアを開けると、タイル張りの土間の狭いスペースがサンルームになっているし、裏庭にはたくさんのハーブが植えてあります。 でも、やはり自然を相手に長年暮らしてきたおばあちゃんだからこそ、薬草などの知識を熟知している魔女だからこそできるオーガニックな暮らしなんでしょうね。 あこがれるだけでは簡単にできるものではないけど・・・・それでも、きっと映画を見たらやはりやってみたくなるんだろうなあ・・・。 サイトにあるブログでも、シナリオをアップしてあるのだけど、ついつい映画チケットとシナリオ・エッセイ・インタビュー記事が載った本をセットにして販売されているものを注文しちゃった。^^; あ〜・・・また寂しく一人で映画、行くんだろうなあ・・・。 でも、こういう自分ひとりで映画(原作)の世界に浸るのなら、やはり一人で行ったほうが気楽だよね。 公開までちょっと待ち遠しいな。 |





















